「こどもの町をやりたい」
そう提案した子がいました。
その日は雨のため、室内での自由活動。
その時には、既に4人(Aグループ)が別の遊びを始めていて、こどもの町の提案に乗ったのは残りの4人(Rグループ)でした。
この日は初めて8人全員が揃った日だったので、4人ずつのグループに分かれて活動し始めたのは自然な流れだったかもしれません。
二つの経済圏
Aグループは花紙でお料理を作りレストランを、
Rグループはミエルという単位のお金を作り、メンバーに配布していました。
二つのグループはなんとなくお互いけん制し合うような、ちょっと気まずい空気を感じました。
ところが、Aグループがレストランのために作ったお金とRグループのお金が交換できるのでは?となったあたりから、少しずつ二つのグループで会話が生まれ始めました。
Aグループは7枚のお金しか作っていなかったので、数千ミエルを発行していたRグループのお金とはそのまま交換できないことがわかり。
じゃあ交換するにはどうしたらいいの、という話になり。
国交を結ぶ
そのうちに、お互いのグループ間が国交を結ぶことになり、きちんとした挨拶をしに行きました。
お互いのグループで市長や外交官が決まり、先行するRグループがどんなことをしているのかをAグループが聞きに行ったり。
Aグループのお金の単位はHSRに決まり、HSRとミエルの為替レートを交渉する会議が開かれ、交渉結果をお互いにサインし合っていました。
グループ内でも役割や職業が決まっていき、銀行員や公務員、雑貨屋さん、などと書かれた身分証が作られていきました。
また、メンバー1人1人のお財布を作ってくれた公務員さんや、お花屋さんになった子が作った花束を10ミエルで買ってスタッフへプレゼントするなど、経済の流れもできてきました。
昨日はその辺りで13:30が来てしまい解散になりましたが、このままミエル経済圏ができていったら面白いなと想像しました。
この間、大人は提案や誘導は一切していませんので、子ども達が遊びの中で町のいろいろな役割や仕組みを考え、気づき、作っていったことに、子どもの自ら学び成長していく力を感じました。


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